今や誰もがスマートフォンを1人1台保有するのが当たり前な時代 になり、それぞれがすぐに高画質な画像、 動画などにアクセスすることができるようになりました。
芸能人の名前をスマートフォンの検索窓に入力すれば、 すぐにそのタレントの顔画像が羅列され、 簡単に画像を保存できます。
皆が求める写真、画像が、 すぐに手に入れられるこの時代だからこそ、 トレンドアフィリエイトにおいて、狙うべきスポットがあります。
それは、大手メディアがネットニュースに掲載していない画像を、 我々個人ブロガーが提供することで、 大量のアクセスを得るという方法です。
まずは、分かりやすく、実際に起きたケースを挙げながら、 説明していきます。
2022年4月20日、こんな騒動がありました。
お笑いタレント・だいたひかるが自身の公式ブログ「 だいたひかるオフィシャルブログ」を更新し、 生後3ヶ月の赤ちゃんの画像をアップしたところ、「虐待では?」 との指摘が相次いだようです。
原因となったのは、4月20日までにブログにアップしていた、 赤ちゃんを写した画像で、その画像を見たアンチユーザーが、 だいたを通報。
2人の警察官が実際に彼女の家を訪れ、“虐待の疑いがある“ との通報があったと説明したとのことです。
こうした現象は、ママタレントの間では、稀に見られるものです。
というのも、ママタレには必ず一定のアンチが存在し、 育児や家事、料理に対して、何かしらの揚げ足を取り、 批判めいたコメントを浴びせます。
だいたひかる自身も、「私には、アンチが多い」と認識しており、 この通報騒動もそうした人による仕業だったと考えています。
ブログにアップした子供の写真が原因で、 警官が自宅にやってきたという出来事を、 だいたが記事にて報告すると、 一斉に多くのネットメディアがこれを報じました。
たとえば、中日スポーツでは、
「だいたひかる、虐待の疑いで通報され警察が自宅に『 凄いビックリした』『アンチが多い事もお伝えしておきました』」
とのタイトルで記事を配信。
これを読むと、だいたが公開した赤ん坊の写真が原因で、“ 虐待では?“と考えるアンチが警察に通報してしまった、 という一連の流れが書かれています。
トレンドアフィリエイトの初心者の方で、よく見られる“ 失敗のケース“は、これが報じられた4月20日のタイミングで、 負けじと似たような内容のニュース記事をブログに掲載してしまう ことです。
いくら個人ブロガーが、4月20日の段階で、
「だいたひかるが虐待? 原因はアンチの通報か」
などといったタイトルで記事を配信したところで、 それがヒットに繋がることは絶対にありえません。
このだいたひかるのニュースを読んで、 優秀なトレンドアフィリエイターがやることは、
“通報の原因となった赤ん坊の写真を紹介する事“です。
中日スポーツだけでなく、他の大手メディアは、「 だいたひかるがアンチの通報によって赤ん坊の虐待疑惑をかけられ た」といった趣旨の内容しか伝えず、肝心の“虐待疑惑“ をもたらした写真を掲載していなかったんです。
あの記事を読めば、誰だって、「 虐待を疑われるような写真ってどんなもの?」 と気になりますよね。
それが単なるアンチの嫌がらせなのか、それとも、 本当に虐待しているように見える写真なのか、「 自分も実際にその画像を見てみたい」 という検索意欲がかき立てられるわけです。
芸能ニュースを配信するネットメディアは、時と場合によっては、 掲載できない画像や、画像の紹介を見送るケースがあります。
その筆頭は、ジャニーズ事務所の所属タレントの画像であったり、 権利などの障害が発生する画像だったり、様々です。
今回のだいたの場合はいずれにも該当するとは思えませんが、 彼女が幼児虐待疑惑をかけられたというニュースが報じられた当初 、そのキッカケとなった写真はネットメディアに添えられていませんでした。
後日、ようやく、 その原因となる画像を掲載するメディアが現れましたが、私なら、 その数日間のタイムラグは絶対に見逃さないですね。
もちろん、ユーザーからすれば、 個人ブロガーの記事にわざわざ飛ばなくとも、 直接だいたひかるの公式ブログにアクセスすれば、 その画像が見られると考えるでしょう。
しかし、 だいたを含めた多くのママタレのブログ更新数は非常に多く、 中には1〜 2時間に1本のブログ記事をエントリーしているケースもあり、 問題の画像を見つけ出すのもひと苦労なわけです。
よって、
「 だいたひかるに幼児虐待疑惑がかけられた原因のブログ画像はこち ら」
といった具合に記事タイトルを付けて配信すれば、ドンピシャで、 ユーザーの求める画像に誘導することができます。
この場合、絶対にタイトルに入れるべきキーワードは、
- だいたひかる
- 幼児虐待疑惑
- 原因
- ブログ画像(写真)
この4つになるでしょう。
他のケースとかぶってしまうようなタイトルではいけません。 必ず、2022年4月に起きた、 だいたひかるの通報騒動を指すものにしましょう。
もちろん、この記事を配信する意図は、 だいたひかるの虐待疑惑を加速させることではなく、
あくまで、「以下のような画像をブログに掲載したところ、 一部アンチから虐待の疑惑をかけられ、 実際に通報されてしまったようです」という、 客観的な事実を伝える為です。
また、
問題の写真のどういった点が虐待の疑いをもたらしてしまったのか - 実際にその写真による怪我のリスクはあるのか
などの考察を含めると、子供を育てる母親にとっても、 意義のある記事になるでしょう。
なお、だいたは、今回の騒動をもたらした写真は、 息子にミルクを飲ませ、ゲップをさせようと、 彼のカラダを起こした際に撮影したものだったと説明しました。
その際、写真に写った赤ん坊の脚の向きや、体勢から、「 赤ちゃんは大股びらきが良く、この大勢は、脱関節脱臼しやすい」 と指摘するユーザーが現れたようですが、
実際には「とりあえず脱臼なども無く… 元気に育ってくれています」と説明しています。
どうやら、脱臼に繋がってしまうようなリスクも、 はらんでいたようですが、全国の子供を育てる母親にとっては、 その画像を閲覧することで、
- 「私は気をつけるようにしよう」
- 「なるほど、このポージングは脱臼のリスクが少しでもあるのか」
などと、教訓にしてもらうことも可能です。
要は、虐待疑惑がかけられる原因となった、 だいたひかるの写真を公開することは、様々な立場の人にとって、 意義のあるものになります。
上記のように、 自分の育児の注意のためにその画像を見ておきたいと考える人や、 今後の参考の為に見たがる女性もいるでしょうし、 あくまで好奇心で閲覧したいというユーザーももちろんいるでしょ う。
絶対にオススメしないのは、書き手であるアフィリエイターが、
- 「だいたひかるはこんな危険な画像をアップしたんですよ! 最低じゃないですか?」
- 「これは絶対に幼児虐待ですよ! 写真を見てください!」
といった具合に、 悪意や煽動などの感情を込めて記事を執筆してしまうケースです。
こうしたメッセージ性を込めてしまうと、最悪の場合は、 だいたひかる本人から法的措置を取られてるリスクが出てしまいます。
トレンドアフィリエイトで成果を出すのではあれば、 そのあたりのニュートラルな書き方、 フェアな論調などを意識することも重要です。
まとめに入りますが、
この項で伝えたいことは、 ネットメディアなどが配信するニュース記事を読み、 そのニュース記事を読んだ読者が、“次に検索したくなる“ 情報を察知できるようになろう、ということです。
例で伝えたように、だいたひかるのケースで言えば、「 実際の画像はどんなものなのだろう?」 という読者の検索ニーズに気付くことができるかどうか、 という点です。
こうした、だいたのケースに似たものは、 ネット記事を閲覧していると、よく起きるパターンです。
次にそうした機会があった際には、 巨大な検索ボリュームを逃してはいけませんね。