【戦略④】イニシャルトークの考察は狙い目

様々な芸能に関する記事を執筆する中で、初心者が比較的容易にアクセスを集めやすいテーマは情報番組やバラエティー番組内でのイニシャルトークです。
最近では、歌手でタレントの和田アキ子が司会を務める情報バラエティー番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)での、イニシャルトークが特に大きな関心を集めています。
番組では、実際に週刊誌の記者やジャーナリストなど、芸能界の事情通による証言をベースに、「女優A」や「芸人B」「歌手C」などといったイニシャルを付して、スキャンダルを紹介。
司会である和田アキ子は、進行アシスタントのアナウンサーから、そうした人物の実名を聞き、
「えー!?」
「信じられない!」
「ホントなの!?」
といった騒々しいリアクションを浮かべ、スタジオを盛り上げますが、これを見させられている視聴者からすれば、ただただ好奇心をかき立てられるばかりです。
とはいえ、そうした「女優A」や「芸人B」について、取り扱う内容が、不倫や離婚間近、薬物関連といったセンシティブなものである為、地上波のテレビ番組が、実名を視聴者に教えてくれることはありません。
様々な事情により、テレビ局や番組は実名を流すことができない中、視聴者はその名前やイニシャルの正体に対する好奇心が激増していく。
そのシチュエーションこそが、トレンドブロガーには最大のチャンスなわけです。
もちろん、各々のブロガーのいい加減な憶測によって、芸能人の実名を書き連ねることには、わずかながらにリスクも生じます。
よって、「女優A」の正体が誰なのか?という考察記事では、誰もが納得し得るだけの非常に論理的な推察を行う必要があります
あなたの“好き・嫌い“を含む、個人的な感情は捨て去り、あくまで論理的に考察することです。
「アッコにおまかせ」など、多くの番組では、イニシャルトーク中、実名を明かすことができない代わりに、多くのヒントを提供する場合が大半です。
たとえば、
その「女優A」は…
  • 年齢が40代
  • 昔は映画やドラマに出ていたが、現在はモデルやSNSでのインフルエンサーとしての活動がメイン
  • 今年は舞台に出演予定
  • 年下男性と結婚したが、すでに離婚
などなど、全ての条件をあてはめて検索した場合、その候補者が数名に絞ることができそうなほど、具体的な情報をヒントとして挙げてくれるケースも多いです。
そこで、考察記事では、番組内で紹介された、これらのヒントに全て合致している「女優」の名前を複数名記載し、「この中に“女優A“が含まれている可能性が高そうです」といった締め方をするのが自然といえるでしょう。
紹介されているヒントを元にした“推察“の域を出ていない為、あまり「女優Aは◯◯さんに違いない」などといった断定をしない方が、余計なトラブルを避けられるかもしれません。
こうしたイニシャルトークに関する考察記事は、私がこれまでに執筆してきた芸能サイトの記事でも、かなりのPV(アクセス)数をもたらす、鉄板のネタです。
ヒントを元にしたその考察が、論理的かつ説得力のあるものであれば、読み手のユーザーの満足度も上がり、サイトへの滞在時間が上昇。結果的に、そうしたデータがGoogleから高評価を受け、あなたのサイトパワーがアップし、より上位表示されることにつながります。
なお、例の一つではありますが、「アッコにおまかせ!」では、これまでに夏や新年に、「2020年上半期に報じられるスクープ」や「2021年下半期のスクープ」などをイニシャルトークで伝えています。
ブロガーのライバルを追い抜くためにも、そうした情報番組の企画には常にアンテナを張っておく必要があるでしょう。
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