【戦略⑬】みちょぱと「やった」のは誰? コメント欄に“答え“がある場合も

2021年11月29日、こんなことがありました。
モデルの“みちょぱ“こと、池田美優が自身のインスタグラムを更新し、ネット上を飛び交ったという「某ユーチューバー」との根も葉もない肉体関係の噂を否定。
どうやら、一部のフォロワーから、彼女のSNSに向けて某YouTuberさんとやったって本当ですか?」とのダイレクトメッセージが寄せられたようです。

 

みちょぱが更新したストーリーズ

ユーチューバーの名前部分はみちょぱ自身が加工してから発信していた

当該DMの「某YouTuber」の部分は、実際には固有名詞が記載されているものの、みちょぱはこれを黒塗りにしており、公表はしていません。
彼女によると、「この方のこの情報が少し前からチラホラきてるんですが、ごめんなさい面識もないですし存在自体も初めて見る方で知りませんでした」とのことで、噂になっていると指摘されたユーチューバーとは知り合いですらないと説明しています。
また、
「普段なら完全スルーしますし、たまに勝手なこと言ってる方なんてめちゃくちゃ多いんですけど、今確認したら(YouTubeの)登録者数15万人くらいいて少しでも影響力ある方だったのでちゃんと訂正させて頂きます。知りません。信じてこうやって送ってくるのも怖いです」
「何人からかきてたからご本人が言ってたのかわからないけど あたしリアルに付き合ったことない人とそういう事したことない人なので この方は元彼でもなんでもないし、、、これからも基本的にはこう言った内容のものとかはくだらないのでスルーします」
などと投稿。
YouTubeのチャンネル登録者が15万人という影響力を持つ男性と、関係を持ったのでは?との噂を完全に否定しました。
すると、この一連のみちょぱの投稿が大きな話題を集め、複数のメディアがネットニュースとして報道。
「某YouTuberとやったって本当?」 みちょぱ全否定「面識もない」「元彼でもなんでもない」
著名な女性タレント本人が、一部ネット上に飛び交っていた肉体関係に関する噂を否定したことで、今度は、ファンを中心に新たな関心事が発生してしまいました。
それは、
  • 「噂となった“某YouTuber“って誰なんだろう」
  • 「“みちょぱとやった“とされるのは誰?」
  • みちょぱが怒ってる登録者15万人のユーチューバーは誰なんだろう?」
といったものです。
実際、このニュースが報じられた後には、GoogleやYahooで、「みちょぱ 某ユーチューバー」に関する検索需要が爆発的に高まりました
そして、そうした世間のニーズや好奇心に応えようと、日本中のトレンドアフィリエイターがこの大きなテーマの“アンサー“に挑みました。
以下の記事は、このテーマについて執筆されたトレンドブロガーさんのものです。
私は、この方について存じ上げていませんが、一度、この記事にザッと目を通していただきたいです。

 

 

読んでいただくと分かるかと思いますが、「みちょぱとやった」と噂される、登録者15万人のユーチューバーについての考察がなされています

しかし、最終的に“特定“には至っておらず、決定打に欠ける内容といえるでしょう。
多くのユーザーが、「みちょぱとやった」と噂された“某ユーチューバー“の存在を知りたがっているにもかかわらず、それに対する確固たるアンサーの記事がネット上に不足している状態というわけです。
もしも、ここに、まだサイトパワーの弱い初心者のブロガーさんが、上記の記事を内容で上回るような投稿をアップできれば、かなり多くのアクセス数を稼ぐことができたはずです。
私は2021年11月時点で、すでに現役でガンガンと記事を書き続けるトレンドブロガーではなく、トレンドアフィリエイトのやり方をコンサルティングする側の立場だった為
当時、このシチュエーションを
「もったいないなぁ〜」
「誰か書けば大ヒット確実なのに…」
などとヤキモキしていました。
というのも、J-CASTが報じた
☆「某YouTuberとやったって本当?」 みちょぱ全否定「面識もない」「元彼でもなんでもない」
というニュースの、Yahooでのコメント欄に、この騒動の“正解“が記載されていたからです。
現在はYahooに記録が残っていませんが、当時、このネットニュースには数百ものコメントが付され、大きな話題となっていました。
私は、大手ネットメディアでライターやコラムニストをしていた経験から、各ニュースのコメント欄は、ほぼ全てに目を通す習慣があり、この記事にも“正解“がありました。
Yahooニュースのコメント欄は、数百という書き込みが付くと、2ページ目、3ページ目、4ページ目と続き、おそらく、全てのトレンドブロガーは、このコメント欄のチェックを怠ったのでしょう。
私が確認したところ、5〜6ページ目に書き込まれたコメントに以下のような有力情報がありました。
“みちょぱとやった“人物に関する情報で、
「平成クインテットのたけるだよ」
というものです。
もちろん、Yahooニュースのコメント欄は、一般ユーザーなら誰もが書き込めるものであり、信憑性についてはしっかりと確認する必要があります
先程は、
「みちょぱとやった某ユーチューバーは誰?」と検索しても、それに対する明確なアンサーを含んだ内容の記事は出てきませんでした
次は、書き込みにあったヒントを事実検証する為に、
「平成クインテット たける みちょぱ」
と検索してみます。
すると、関連するような情報がいくつか散見され、ある真相に辿りつきました。
どうやら、2022年時点でチャンネル登録者数約16万人を誇るユーチューバーグループ「平成クインテット」が、2021年7月に登録者10万人を突破した記念として、ファンからの質問に応じる動画を配信した際、問題となる発言があったようです。
動画は問題の発言があった箇所から自動再生されます
流れを文字でも説明します。
この中で、メンバーの「たける」という人物に対し、ファンからこれまでにヤった女の子の中で、最も有名な人は誰ですか?」との質問が寄せられ、
たける氏が「いや、俺は言ってもいいけど、相手の方が…と、実名を挙げることを躊躇しつつ、
その「ヤった女性」のヒントとして、
  • テレビによく出演する女性
  • インスタグラムのフォロワー数が120万人
との情報だけを明かしました。
すると、たける氏が挙げたこのヒントだけで、なぜか、その「ヤった女性」がみちょぱなのではないかと憶測で推察し、ネット上に吹聴するユーザーが現れたようです。
おそらく、当時のみちょぱのインスタグラムフォロワー数が119万人だった為、こうした根も葉もない噂が出回ったのでしょう。
このデマが発生した一連の経緯を記事内で説明し、みちょぱと噂になった“某ユーチューバー“について詳しく記載すれば、
先程、紹介したトレンドブログ記事よりも、さらに真相に迫った、具体的かつ決定的なアンサーを含む内容の記事に仕上がります。
このように、記事としての深みを実現させることができたのは、Yahooニュースのコメント欄を2ページ目、3ページ目と、入念にチェックし、「平成クインテット」という固有名詞から遡って、みちょぱとの関連性を調べたからです。
つまり、Yahooコメント欄を、特定作業を進める上でのヒントという位置付けで利用するのが、賢いやり方といえます。
ちなみに、みちょぱが“某ユーチューバー“との関係を否定したニュースが報じられた直後は、ツイッターの検索窓でも、
「みちょぱ 某ユーチューバー 誰?」
とのワードが検索されていましたが、その“正体“として、「平成クインテットのたける」という名前をつぶやいているユーザーは皆無でした。
あの時点で、その“正体“に関する経緯や、結果的にデマが飛び交ってしまった流れなどを解説した記事を公開できれば、確実に拡散されて、大きなヒットに繋がったでしょう。
自分ひとりで頭をひねって考えるのではなく、何百〜何千という書き込みがあるYahooのコメント欄にアシストをしてもらうのも、戦略の一つということです。
何度も言いますが、Yahooコメント欄は、様々な方々の見解や憶測、指摘が飛び交っているため、多角的な分析が可能になる反面、
唯一にして最大の欠点は“信憑性に欠ける“という部分なので、あとは自分でファクトチェックを行っていくだけです。
今回は、某ユーザーの書き込みが“正解“でしたので、
今後、
「◯◯の◯◯は誰?」
といった世間の検索ニーズが発生した際、日本で最も巨大なニュースサイトであるYahooニュースのコメント欄をうまく利用することをオススメします。
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