④Googleサーチコンソールの導入とそのメリット

WordPressで新規記事を作成する方法や手順を、前回の記事で紹介しました

こうなると、今後はバンバンと記事を更新し、読者の悩み・関心に対するアンサーとなる発信をしていくのみです
しかし、それらの記事更新を続けていく中で、あなたのブログを訪れたユーザーの解析や、どんなワードで検索されたのかを分析していく必要があります
そこで、この項目では、あなたの記事執筆の精度や効率を高める為に導入してほしい、Googleの無料サービスを紹介します
これは“絶対に導入必須!“ということではありませんが、ヒット記事を書く上で大きな貢献を果たす可能性が高い為、よほどの理由がない限りは、導入することをオススメします
目次

Googleサーチコンソールとは?

それが、Googleサーチコンソールの導入になります
初心者からすると、聞き慣れないワードかもしれませんが、こちらはスピーディーに副業ブログを波に乗せたい場合、すぐにでも導入したい解析ツールです
まずは、このサーチコンソールを取り入れることで、具体的にどんなメリットや効果があるのかを説明します

サーチコンソール導入のメリット

Googleアドセンスで1円でも多く、また、1日でも早く収益を発生させたいブロガーにとって、サーチコンソールを味方につける最大のメリットは、主に2つあります
あなたが執筆した記事にまつわる細かなデータ分析と、Googleへのインデックス依頼ができることです
一つずつ説明していきますね

検索パフォーマンスの分析

これは、あなたが執筆した記事がGoogleの検索画面で上から何番目に表示されているのか、また、どんなワードの組み合わせで検索されてアクセスに至っているのか、などを知ることができる機能です
たとえば、あなたが
「SMAPが解散した本当の原因はメンバー間の不仲?」
という芸能記事を書いたとしましょう
しっかりと理路整然とした内容で記事を執筆していれば、その記事にアクセスするユーザーが検索するワード(クエリ)の組み合わせは、
  • 「SMAP解散 原因は?」
  • 「SMAPが解散 理由」
  • 「SMAP 解散 本当の原因」
などになるはずです
しかし、記事の中で、解散理由やSMAPメンバー内の不仲を説明するだけでなく、彼らにまつわる他の話題を強調してしまったり、主旨がズレてしまう記事構成になってしまうことは、少なくありません
そうなると、サーチコンソールに表示されるクエリの組み合わせには、
  • 「木村拓哉 カッコいい」
  • 「SMAP ジャニーズ事務所」
  • 「稲垣吾郎 レギュラー番組」
などが並んでしまい、本来あなたが呼び込みたい組み合わせではなくなってしまいます
要は、書き手が本当に求めているユーザーではないユーザーを呼び込んでいることになり、すぐに改善する必要があります
なぜ改善が必要かというと、「SMAP解散の本当の理由」について説明している記事に、「木村拓哉のカッコ良さ」を知りたがっているユーザーがアクセスしてしまうと、ミスマッチが生じ、すぐに記事ページから離脱されてしまうからです
こうした、ユーザーの即離脱があなたの記事内で多発すると、あなたの記事・サイトはGoogleから低評価を受け、検索画面でなかなか上品表示をさせてもらえなくなります
Googleは、ユーザーの記事滞在時間を非常に重視する為、書き手は、訪問者ができるだけ記事を熟読し、長く記事内に滞在してもらえるよう工夫する必要があります
よって、サーチコンソールの「クエリ」項目は、あなたがしっかりと“検索してほしい組み合わせ“でユーザーを集められているかを答え合わせするのに最適なわけで
「SMAPが解散した本当の理由」について記事を書く場合、あまり話題を広げすぎることなく、「本当の理由」に話題を絞って、記事を執筆しましょう
初心者の方が最も陥りやすい記事執筆の失敗パターンは、“話を広げすぎること“です
SMAPの解散理由を知りたがっているユーザーにとって、本当に必要な情報だけを記事内で提供しましょう
そうすれば、極端にユーザーの離脱率が上がることがなく、自然とGoogleからの評価も高まるはずです
この検索パフォーマンスの分析については、記事の更新を続け、ブログ運営にある程度慣れ始めていく中で、その価値が分かっていくはずです
なので、現時点では、まだ、ぼんやりと理解できる程度でOKです
次に、サーチコンソールがもたらしてくれる2つ目の効果を紹介します

インデックスの依頼(URL検査)

こちらは、一つ目の検索パフォーマンスの解析よりも、分かりやすいものになります
「インデックス」という言葉の意味は、Googleに記事が登録され、実際に検索画面で表示される状態になる“ということです
例を挙げて説明します
ブログを立ち上げたばかりのビギナー・Aさんが、先ほどの「SMAP解散の本当の理由」という記事を執筆し、友人に「ついさっき、SMAPの解散にまつわる記事を書いたから、ぜひ読んでみてね!」と連絡したとします
友人は、手元のスマートフォンでGoogleから「SMAP解散 理由」などと検索し、おそらくは何千、何万という大量の記事が表示されるでしょう
しかし、どれだけ検索画面を探し続けても、Aさんが書いた記事を見つけられない可能性が高いです
それはなぜか
まだ、Googleのクロールロボットから、その記事の存在を認知されておらず、書いたことにすら気付いてもらえていないからです
Googleのクロールロボットは24時間365日、休日ナシでインターネットの海を徘徊し続け、世界中のサイト更新に対応し続けています
その量はとてつもなく膨大であり、優先順位が敷かれてしまうのは当然のこと
立ち上げたばかりのブログでいくら記事を執筆して公開しても、すぐにインターネットの世界に現れてくれるわけではありません
ある程度のアクセスを稼ぎ、運営期間が長いサイトから優先してGoogleに登録され、開設まもないサイトは後回しです
そこで、「インデックス依頼(URL検査)」機能の出番になります
これを利用することで、Googleのクロールロボットに対し、「私が新たな記事を投稿したので認知してください!」というインデックス登録のリクエストを出すことができるんです
もちろん、このインデックス依頼をしても、ただちに記事が検索可能な状態になるわけではありませんが、完全に放置したまま待っていると、インデックスされるまでにかなりの時間を要する場合があります
よって、ブログの運営をスタートさせたばかりの時期は、記事を更新するたびに、このインデックス依頼(URL検査)を行うのがベターです
具体的な手順としては、あなたが執筆した記事のURLを「URL検査」の項目にペースト(貼り付け)し、
「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合には、まだインデックスされていないことになるので、右下にあるインデックス登録をリクエスト」というボタンをクリックします
逆に「URLはGoogleに登録されています」という表示が出た場合には、すでにインデックスされている為、リクエストをする必要はありません
あなたがGoogleアドセンスで収益を得るには、あなたが執筆した記事にユーザーがアクセスし、記事内の広告を閲覧することで発生します
そして、言わずもがな、それを叶えるには、Googleの検索結果一覧の中に、あなたの記事が並んでいる必要があります
つまり、“インデックスされている“ことがマストなわけです
そうと分かれば、実際にあなたのブログにGoogleサーチコンソールを導入していきましょう

Googleサーチコンソールの導入方法

サーチコンソールの導入には、あなたのブログとサーチコンソールを紐付けする必要があります
そして、その紐付けをスムーズにおこなう上で必要な手順が、
「All in One SEO」と呼ばれる無料プラグインのインストール&有効化です
この「All in One SEO」のプラグインを使わずとも、サーチコンソールと紐付けすることは可能ですが、初心者にとって最も容易に進めることができる方法になります
実際にこのプラグインをインストールし、Googleのアカウントを準備すれば、以下のいずれかの解説記事に従い、サーチコンソールとブログを紐付けましょう
どちらの記事も「All in One SEO」を使った導入方法が分かりやすく紹介されています
私が解説してもいいのですが、サーチコンソールの紐付けの方法よりも、「なぜサーチコンソールを導入するべきか」という部分の私なりの解説の方がはるかに重要であるということで
検索してすぐに答えが出てくる情報は、誰でも閲覧できる情報であり、そこに付加価値はありません
私がこの教材で重きを置いているのは、実際にブログ開設から5ヶ月で300万円以上の収益を上げる中で、“私にとって必要だった情報の発信“です
そして、私のコンサルティングを受けている方には、それを何よりも重視して伝えていきます
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